

小学校1年生の時から犬がいない時はありませんでした。
嫌なことがあったり、親に怒られたりしたら、いつも犬のところにいって話を聞いてもらっていました。当時は犬の世話はほとんど親まかせでしたが、犬とは切っても切れない深いつながりを感じていました。
大人になり自分で犬を飼うことになり、とりあえずしつけの本を何冊も買ってきて片っ端から読みました。なんとか本の通りにしようと思うのですが、なかなかうまくいきません。子供のころの方が通じ合っていたように思います。
これがきっかけでトレーナーの勉強をすることになりました。
今考えると勉強をしている頃は形ばかりにとらわれ、犬と繋がるということを完全に見落としていたように思います。犬はただただオスワリという指示に従えばいい、という思いがありました。
だけど勉強を続けていくうちに、そうではないということに気が付きました。犬と本当に繋がっていればその子が考えていることや、次の行動が理解できます。人が理解すれば犬も理解してくれます。
今私と一番長くいる子は「オスワリ」という指示語がなくても、ちょっとしたわたしの動作でさっと座ってくれます。「オイデ」と言わなくても来て欲しい時は、見つめるだけで来てくれます。
最近になってようやく、私が求めていた犬との関係ができたように思います。どんな本よりも愛犬がいろんなことを教えてくれました。今も教えられることはたくさんあります。
私の学んできたことで1人でも1匹でも多くの人、犬に素晴らしい関係を築くお手伝いができればと思っています。
愛犬と深い絆を作り楽しい日々を過ごしましょう。
